スーパーファミコン「ウルトラマン」
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91年4月6日発売 ¥7800(税抜)
スーパーファミコンの性能が発表された当時、ファミコンでも特殊チップを積んで画像や音声に力を入れているソフトが出始めていましたが、スーパーファミコンの性能なら普通にそれらの効果を出せるのではないか?と考えていたら、発売予定リストの中にこのソフトが含まれていました。私が見た雑誌では、ウルトラマンとメフィラス星人が向き合っている白黒写真が載っているだけでしたが、対戦型格闘アクションゲームになることは明白で、想像通りのゲームが作られることに驚きながらもゲーム雑誌に載る開発中画面を見ながら発売を心待ちにする日々が続きました。
そしてスーパーファミコン本体が発売され、まあ予算の関係から特に買おうともしてませんでしたが、さらにその半年後の91年4月、ついに「ウルトラマン」が発売されました。
業務用も同時発売され、スーパーファミコンを買う余裕がなかった私はせっせとゲームセンターに通ってプレイし(その金でスーパーファミコン買えや)、全面クリアにこぎつけたのでした。感動したのは特にそのサウンド!「ヘアッ!」「デアーッ!」というウルトラマンの声、不気味なバルタン星人の笑い声、緊迫感を煽るカラータイマーの音など、本物としか思えない音声が聞けるだけでも嬉しく、全面クリア後も「楽しむ」ために何度もプレイしたものでした。慣れてくると、わざとカラータイマーが鳴るまで粘って、まわりで見てる子供たちをハラハラさせてからクリアしたり。
そんな中、友人のK君がついにスーパーファミコンを購入しました!彼もウルトラファンで、本体と同時購入はこのソフトでした。購入からセッティングまで立会い、さっそくゲームスタート!!…ところが、画面は業務用とほとんど(まったく?)同じなのに、肝心の音声がイマイチ…容量の関係で各音声が短く、「デアーッ!」が「デア!」、「フォッフォッフォッ」が「フォッフォ」、「シュワッチ!」が「ュワッ」という感じでした。一番期待していた部分だけに激しく落胆…でも、あの「ウルトラマン」には変わりない!!その後自分でも購入、発売後12年たっても未だに楽しんでいる私でした。
ゲーム中のサウンドについて
スーパーファミコン自体のウリだったのが、PCM音源によるサンプリング音声の再生です。このソフトでもその機能を存分に生かし、ウルトラマンや各怪獣の声は本物と同じものが再現されています。また残り時間が60秒を切るとカラータイマーが鳴り出し、30秒を切るとそのピッチがあがるという芸の細かさ。ただしこのソフトはスーパーファミコン初期のもので容量が少なく(4M)、音声はすべて短くなっているのが残念です。このあたりは業務用が完璧に再現しています。
音楽については、オープニングデモでの主題歌の再現(ここでは各怪獣がシルエットで登場し、映像面でもテレビのオープニングを再現しています)。ステージ毎のBGMは独自のものですが、カラータイマーが鳴り出すと曲が変わります。これが、番組の後半で使われた戦闘BGM(M-5)なのです!テレビと同じ曲をバックに戦えるこの喜び!ついついこの曲がなるまで粘ってしまいますが、粘りすぎると負けちゃうので注意。
パンチボタンでパンチ。 |
組み合っている時にパンチボタンでチョップ。 |
キックボタンでキック。 |
組み合っている時にキックボタンで岩石落とし。 |
ジャンプボタンでジャンプ。 |
↑+ジャンプボタンでハイジャンプ。 |
前ななめ下で前転。 |
後ろななめ下でバック転。 |
ジャンプ中にパンチボタンでジャンプチョップ。 |
ジャンプ中にキックボタンでジャンプキック。 |
ハイジャンプ中にパンチボタンで急降下チョップ。難しいわりに見返りが少ない。 |
ハイジャンプ中にキックボタンで急降下キック。このゲームの基本。 |
スラッシュ光線。与えるダメージは小さいが連射がきく。 |
アタック光線。スラッシュ光線より強力。 |
八つ裂き光輪。突進してくるゴモラには当たらない。 |
スペシウム光線。ウルトラマン最強の必殺技。 |
↑+光線ボタンでウルトラバリヤー。敵の攻撃を防ぎ、一部の攻撃ははね返して逆にダメージを与えることが可能。 | 敵が画面外に消えるほど距離を置いてから移動すると、走り出す。 |