139:百合ヶ丘

川崎市は麻生区にある住宅地です。丘陵地にあるため全体に斜面が多く、北から南に向かって高くなっています。1950年代から宅地開発で開け、70年代になって新百合ヶ丘駅が開設されると街自体は落ち着いていった…ということで、新百合ヶ丘駅は1974年開業ですから、ライダーやロボット刑事の頃はまだまだ街が大きくなっていた頃ということでしょうか。ほんとに普通の住宅地なので、挙動不審っぷりがただごとではありませんでした。


ここはロボット刑事のメインロケ地と言えます。まずは1話「バドーの殺人セールスマン」、芝刑事の自宅へ来るジョーカー。このカットはそのままEDにも使われています。


続きまして24話「バクライマン焦熱作戦!!」で、その芝刑事の自宅を襲撃するバクライマンを迎え撃つK。上の写真と似たアングルですが、左側が公園になっているのがわかります。当時は金網があったようですが、現在はありませんでした。


180度振り向きまして、芝刑事の娘たちを誘拐して逃走するバドーの車。なんとポルシェ!…という話はおいておきまして、前後の位置関係からするとこれであっているはずなんですが、やっぱり変わりすぎてます。電柱と消火栓のフタが似てるのでこれでいいんじゃないかと…


その近くにある弘法の松公園です。ここで撮影された特撮作品はかなり多いようなのですが、整備されていてかなり様変わりしています。それでも、左前方の日本の鉄塔が一致するのがおわかりいただけるでしょうか。ロボット刑事18話「バドーの冷凍作戦!!」から、レイトーマンと戦うK。


こちらはライダー88話「怪奇! 血をよぶ黒猫の絵」。ネコヤモリと戦うライダーですが、こちらも鉄塔がなんとか一致します。

この弘法の松公園は小高い丘の上にあります。この一帯自体が丘陵地のようになっていることもあるのですが、ともかく、道路からこの公園へは階段をのぼってくることになります。それがこちらです。

レイトーマンを追うK。前方もそうですが、画面に映らない右側も住宅がたくさん建っています。そのためか、右側のコンクリートの壁がなくなって金網になっていました。


ほぼ同じ位置…角度をちょっと間違えてしまったようですが、とにかくライダー88話です。
Kにしてもライダーにしても、この階段を上がる場面が先で、先ほどの戦闘シーンはその後になります。


最後は仮面ライダーアマゾン14話「十面鬼死す!そして新しい敵?」から、避難するマサヒコ、リツコ、その他近所の皆さん。


(撮影:2008年9月)

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